構成メンバー紹介 > 《うたごえサークルタンポポ》の自己紹介

 宮崎県うたごえ協議会のみなさん、今年もよろしくお願い致します。私たちは、女性6名、男性8名の小さなサークルですが心を一つに団結出来るサークルであることが私たちの誇りです。今年発表する曲も全員の討議で決めました。その曲は「瑠璃色の地球」です。「夜明けの来ない夜はない」から始まる歌詞ですが、その通りだと思います。しかし、自然の夜明けでなく、社会の夜明けは、行動を起こさないで明けることはありません。だから私たちは音楽で、歌で、歌詞で訴え大きな運動にして能動的に夜明けを実現したいと考えています。また「一つしかない地球」「地球という名の船の誰もが旅人」の歌詞には本当に感動しています。一つしかない地球だから、そして、その地球で生きているのだから、みんなで「守ろう」なのですが、よく考えてみると、守らない人たちがいるのです。戦争を起こそうとする人、経済を優先して環境を破壊する人たちです。
 岸田政権はまさにそうだと思います。日本は多くの人が戦争で犠牲になりました。その反省のもと、憲法9条で戦わないと誓ったのです。78年間戦争をしなかったのは9条のおかげです。しかし、岸田首相は敵基地攻撃能力の保有、軍拡を唱えています。国会に諮らず、閣議で決定したのです。軍備を増強すると言うことはどういうことでしょうか。78年前の戦争をしていたときの軍備は国家予算の85%だったそうです。だから国民は「すいとん」など食べ、貧しい生活をしていたのです。
 戦争の道は貧しい生活を強いることになります。私たち「たんぽぽ」は「瑠璃色の地球で」私たちの思いを届けるよう力一杯歌っていきたいと思います。

                      会長   久保田 政見